私たちの想い
私たちは備長炭・消耗品を輸入製造販売し、
全国の飲食店と一般消費者様にお届けしています
株式会社たかやまは、木炭や備長炭、その他、消耗品を海外で製造・輸入をし、全国の商社、卸問屋、燃料店、飲食店、量販店、個人のお客様に卸・小売販売を行っております。
震災をきっかけに、地元仙台のためにできることを模索
思い起こせば2010年に起業を決意しサラリーマンをしながら1年間、昼間は8時〜19時まで、夜は23時〜翌朝7時まで眠らずに必死でアルバイトをしていたことを昨日のことのように思い出します。
その後、2011年3月11日東日本大震災をきっかけに、何か地元仙台のためにできることがないかと、必死で考えました。
起業後に訪れる大きな苦難
2011年7月24日、自分なりに起業し、当初、国内メーカーから炭を仕入れ、販売をする予定でした。いざ仕入れをしようとしたところ、国内大手メーカーの仕入れ担当者に理由もわからず仕入れをストップされてしまいました。
炭の販売をしようと起業をしたのに、肝心の商品の仕入れができません。
当初は本当に困りました。
ただ、すぐに気持ちは変わりました。
それならば自分で窯づくりから、炭の製造まで、すべて自分で始めよう。
それからすぐに、言葉もわからぬままリュックサックを背負い、ベトナム・インドネシア・マレーシア・中国へと海を渡りました。
ようやくはじめての商品ができあがり、
『これならいける!』
そう確信し日本に戻り、船をまちました、届いた商品を見て、愕然としました。
選別はぐちゃぐちゃ、箱はボロボロ、細かいクズみたいな炭がほとんど。
今まで私が目にしてきた炭の中で、これほどひどい商品はありませんでした。
しかし、商品をお金に変えなければ会社の明日はありません。
本気で悩みました。
その日から、新商品を心待ちにしていただいたお客様1件1件に謝ってまわりました。
「必ず良い商品を作ります」「信じてください」と必死でした。
その時のお客様は今も末長いお付き合いをさせていただいております。
出会いとは何かといつも考えています。
今の私なりの答えは、ご紹介をする方の思い、ご紹介をされた方の思い、皆さんの思いがよい方向になるような出会いが理想で、それこそが長く続くお付き合いになるものだと感じております。
仙台を感動のある、人の集まる町にしたい!
そして、最後に私には夢があります。
この仙台に感動し人があつまる場所を作りたい!
私は仕事柄、全国、海外に何度も足を運んできました。
その中で感じたこと。
それは海外の方々は、仙台をあまり知らないという現実。
東京・大阪・名古屋・京都・福岡・長崎・金沢・沖縄・札幌は知っています。訪れたことがあると言われます。
しかし、仙台に訪れたことがある方々は少なく、また、知らないといった声が大多数でした。国内の方々でさえ仙台に訪れたことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
なぜか?
それは仙台にここに行きたいと思わせる「感動」が少ないからだと思います。
人は感動することが好きです。感動し楽しいと、ふとまた思い出し、足を運びます。
私は大人と子供が一緒になってものづくりや体験を通じ、汗をかき、自分が大人になったときに子供たち孫たちと、また何度でも感動を繰り返し共有できる場所を作りたい。
今、少しずつではありますが夢の実現に近づいております。
私は、夢を語り、情熱を持ち、どんなに馬鹿にされようとも、どんなにカッコ悪くても、泥臭くてもいい。這いつくばったっていい。
これからの仙台のため、子供たちのために何を残せるか、何年かかっても諦めずに前に進んでいきます。
Made in Sendai.
その夢の実現のため、これからの仙台、子供たちのために皆様にたくさんのアドバイスを頂戴しお力添えをいただけますと幸いでございます。
私は何の力もないに等しい人間ですが、皆様のお役に立てるようなことがございましたら全力でご協力させていただきます。
これから皆様方と末長いお付き合いをしていただきたく、皆様とのこの出会いに心より感謝申し上げます。
私たちは、飲食と炭に関わる事業を通じて
社会・環境への貢献を目指しています。